
東北第1号の公立博物館。2011年の大津波で大きな被害を受けましたが、全国のみなさんのご支援により2022年11月復活しました。 大事な陸前高田のたからものをつなぐ。それが「博物館の未来への約束」です。 これまでいただいた「がんばれ!」を「ありがとう」に。 #陸前高田市立博物館 #せき坊 #どんこ博士
岩手県陸前高田市高田町字並杉300番地1
Joined June 2012
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震災前のオシラサマ展の後、オシラサマアソバセでオシラサマの感想をお聞きしたところ、「行ったこともない博物館ってところに行って面白かった。が、誰も何もお供えをしてくれなかった。」と言われたので、今回は全てのオシラサマに小さいお菓子をお供えして展示作業完了。
先日出前授業で伺った広田小学校の子どもたちが、大事に大事に見守ってくれていたんです。
だから、コシアカツバメたちもこの学校に巣を作ったのでしょう。
tohkaishimpo.com/2026/10/29/…
オシラサマに男は触れてはいけないとされる家もあります。知人の家がその家で、興味を持っていた男の子がオシラサマを見せてもらい、触らせてもらったそうです。その後に男は触れては行けないという話を聞いたので、不安になり博物館にどんなことが起こるのかと聞きに来ました。 その不安。大事だよ。
明日の広田小学校5年生を対象にした出前授業のスライド作製中。
たからものを守る博物館が津波で被害を受けたところから始まって、全国の博物館関係者が文化財レスキューに尽力して下さって、新しい博物館ができたところまで。そして、未来をつくるためにたからものが必要なことを授業します。
救出した博物館資料の中で最も大きく、最も重かったのが彼女(人でいえば女子高生くらいの年齢)、ツチクジラの剥製「つっちぃ」です。
表面のプラスチックコーティングの剥がれが痛々しかった。ここから筑波まで運ばれました。
それから9年5ヶ月と12日(3,453日)をかけて修復され高田に帰って来ました。
泥だらけの骨角器を水洗しているところです。
泥を洗い流したのですが、乾燥後にベトつきが残りました。
そして、黒い海水が入ったケースは、中の脱脂綿が黒くなり、その脱脂綿に触れていた部分だけが炭のように真っ黒になっていました。
これをきれいにするために使ったのが過酸化水素水でした。
とにかく一刻も早く安全な場所に資料を移送することが一次レスキューの目的です。
被災した博物館から内陸に約17kmにある閉校となった小学校に資料を移送しましたが、空き教室は、たちまち被災資料で溢れていきました。
仙台市科学館に標本を返却しました。返却後、現在開催している仙台周辺に生息する哺乳類の企画展を見学しました。そして、マタギがみなぐろと呼ぶ月の輪のないツキノワグマの剥製に出会いました。みなぐろは撃つことを禁じられていて、もし、撃ってしまった時には1本でいいので白い毛を探すそうです。
今日は夏の特別展でお借りした昆虫標本の一部を仙台市科学館に返却するため仙台に向かっています。
標本が傷まないように慎重に運転してもらっています。
資料の輸送は、ちょっとした道路の段差がものすごく気になります。
何事もなく資料返却できるように注意して行きます。
祀る人がいなくなった、高田を離れるなどの理由でオシラサマを寄贈したいという申出が増えて来ました。博物館では、寄託という形でお預かりするようにしています。それは、高田に帰って来た時、オシラサマを自宅に連れて帰って短時間でも家族と一緒に過ごしていただく時間をとっていただきたいからです
2階収蔵庫から展示室に運び出された民具。
中央にある臼の下の白くなっている部分は海水の塩分が析出したものです。背負梯子に巻かれた縄には、カビが発生しつつあります。
このような状況になっても「廃棄」という言葉を誰も口にせず、ただ黙々と残すための作業を続けました。
陸前高田を残すために。
安全な場所への移送を待つ1階収蔵庫から運び出された資料たち。一刻も早く汚れを洗い落としたかったのですが、水道からは水が出るわけもなく、溜まった雨水で表面の土砂を洗い流すことくらいしかできませんでした。
蛇口をひねれば水が出ることって、当たり前と思っていませんか。水は大切に。
右が図書館、左が博物館。
海は博物館の方。
図書館の屋上を見ると、完全に水没したことが分かります。
博物館はアンテナは残っていますが、屋根材が剥がれたところがあるので、ここまで水没したことが分かります。
つまり、館内の展示資料は全て水没したということです。
11/3開催の博物館とあそぼの準備が進んでいます。
今日は先日届いたあの動物の毛皮(全身)を開梱しました。
黒いのは尻尾の先っぽです。
もふもふの毛皮はとっても触り心地が良くて、ぜひ、皆さんに触っていただきたいです。
さて、この毛皮の主は誰でしょうか。
ヒントは頭骨。
津波で被災した資料は、放置すると塩分が湿気をよび、カビが発生し、錆が発生し、著しく劣化する恐れがあります。
そのため、除泥、除菌、脱塩を行う必要があります。
これが安定化処理です。
震災直後はこのようにして、とにかく水に浸漬して脱塩をしました。
脱塩は今も続いていることをご存知ですか
陸前高田のオシラサマ中級編 より深く知る」が無事終了しました。
定員を大きく上回る参加者でした。
市内の方はもちろん、遠くは青森県から参加して下さった方々もありました。
ご参加いただきありがとうございました。
オシラサマの魅力が少しでも伝わったらうれしいです。
来年はいよいよ上級編!
本日の「陸前高田のオシラサマ中級編」は発見の部屋で行います。
そのため、発見の部屋にあるパズルなどは一部を貝たちの部屋のつっちぃ下のテーブルに移動してありますので、こちらで遊んで下さい。
大変ご不便をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。


















