
趣味でのAIイラスト。4Kでご覧下さい。 イラスト関連の方のみフォロバさせて頂きます。 気まぐれ投下・避難所の@ymg59632も宜しくお願いします。 無断転載・使用はお断り致します。
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ALT 高校の卒業式の日、何度も告白してくれたクラスメイトの男の子と、ようやく恋人同士になった香織莉。 あれから月日は流れ、二人は結婚。紫莉、朱莉、陽花莉という三人の娘に恵まれ、にぎやかで幸せな毎日を送っていた。 そんなある日の夕食後。 「お父さん、お母さん。私、彼氏ができたの」 高校三年生になった長女・紫莉の突然の告白に、香織莉は目を丸くした。 「えっ、本当!? どんな子なの?」 「ほら、幼馴染の○○君」 「あら! ○○君ね! あなたたちすごく仲が良いものね!」 一方、父親は固まっていた。 「ゆ、紫莉に……彼氏だと……?」 明らかにショックを受けていたが、やがて優しく微笑んだ。 「……○○君なら、安心だな。」 その日の夜。 夫婦二人きりになった寝室で、夫がぽつりと言った。 「紫莉も、もうそんな年なんだなぁ……」 「ふふっ。私たちも高校三年生のときだったもんね」 「懐かしいな。何回告白しても振られてさ」 「でも、諦めなかったでしょ?」 香織莉が微笑むと、夫は照れくさそうに笑った。 そして、何かを思いついたように口を開く。 「なぁ、香織莉。高校の制服、着てみてくれない?」 「……はぁ!? 何言ってるの!?」 「あの頃の香織莉をもう一度見たいなって」 「何歳になったと思っているの!? 絶対無理!」 そう言いながらも、押し入れの奥に大切にしまってある制服を思い出す。 数分後。 「……今回だけだからね?」 頬を赤らめ、懐かしい制服姿で現れた香織莉。 「……やっぱり、かわいいな」 「もうっ! 昔からそういうことばっかり!」 呆れた口調とは裏腹に、香織莉は内心、久しぶりの制服と夫の反応を楽しんでいた。 しかし、二人は気づいていなかった。 部屋のドアの隙間から、紫莉がこっそり覗いていたことに。 そこへ朱莉と陽花莉もやって来た。 「えっ!? ママ、制服着てる!?」 「パパ、すっごく嬉しそう……」 三姉妹は顔を見合わせ、苦笑い。 「……うちの両親、ほんと仲いいよね」 呆れながらも、三人の表情はどこか嬉しそうだった。 そして数年後。 紫莉は、幼馴染と結婚することになる。 まさか自分も夫から、 「高校時代の制服、着てみてくれない?」 と頼まれる日が来るなんて、このときは夢にも思っていなかった。 ――恋も、幸せも、ちょっぴり恥ずかしいお願いも。どうやら、この家では受け継がれていくらしい。






































