
創造性アーキテクト|元NAKED創業メンバー|タムカイ(@tamkai)とMetaCreative Lab.(メタクリラボ)を共同運営。「創造性を、創造的に考える。」を軸に、AIと仕事/クリエイティブの可能性を探究。沖縄県那覇を拠点に全国で活動中。仕事の依頼はDMまで。note:https://nitter.cf/t.co/XLF17UokAQ
那覇
Joined April 2007
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テレビドラマ
a・連ドラはワンクール、およそ500分を費やして一つのストーリーを語る。
b・テレビ画面、明るい室内、ながら作業の中で観ることが多い。
c・前回をしっかり観ているわけではない場合もある。
映画
a・90分から130分の完結でストーリーが語られる。
b・劇場、暗い空間、静粛、大きなスクリーン、よほどでない限りトイレに立つこともなくスクリーンに集中する。
c・途中から観るということは映画ではまずない。
ネットの配信ドラマ(アメリカ)を観ていると、『前回の××は』として、毎回、数十秒程度で前話をかいつまんで説明する場合が多い。日本のテレビドラマの場合、例えば第3話から観始めた視聴者がストーリーを理解するために、登場人物の関係性、これまでのストーリー展開を重複説明することがある。また小さな画面、明るい室内、ながら作業、トイレに中座してもわかるようにするためには、台詞による説明が重要。
映画は物理的に短い時間の中でストーリーを転がすために、なるべく台詞を少なくする必要があった。その処理のために、映像(小道具の置き換え、表情、省略と飛躍)等が発達した。劇場、暗い空間、静粛、大きなスクリーン、観客の集中力の持続がそれを可能にした。
以上の理由から、映画とドラマでは、『ストーリーを説明する』ことは同じであっても、両者に方法論が違って発達してきた経緯があると思う。
よく私のほうの世界(映画)で、監督やプロデューサーと打ち合わせをしているときに、「この台詞、説明っぽいな」とか「説明台詞だからやめよう」なんて指摘を受けることがある。これは映画脚本の場合であって、『説明台詞=悪い』『映像表現=いい』という単純なことではない。
映画側の人間は『説明台詞』をよくないとするが、ドラマでは『説明台詞』は必要。問題なのは、コンクール用の単発ドラマを『連ドラ』のタッチで書く人がいること。コンクールは単発ドラマであり、時間で言えば映画に近いということ。いい映像表現で処理することではなく、『いい説明台詞』というものをドラマを目指す人は研究すべきだと思う。この違いをごっちゃにしていたら、どちらも上達しない。ドラマでしくじり、痛い思いをした私が言うんですから確か(笑)。世の中には、テレビと映画、両方の仕事ができる才能を持った書き手もいるが、本来はひとつに絞って追いかけるべき。二兎は、追えないのだから。
#映画脚本 #シナリオ #城戸賞 #脚本コンクール #脚本家 #シナリオ講座 #映画好きな人と繋がりたい #脚本術
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都内某町寿司にて。40代カップル(夫婦ではなさげ)。
「実は昨日村上春樹の新作が届いてね」
「文芸のことはよく分からないけど素敵ね」
「読んでみると意外と面白いよ」
「ほかには村上春樹のおすすめある?」
「なんといっても限りなく透明に近いブルーかな」
(僕「富乃宝山おかわりください」)
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今年の漢字「漏」で決定だな!
【速報】佐川急便、個人情報最大5323万件流出か
47news.jp/15126865.html?utm_…
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(緊急)BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止・リモートコード実行)について(CVE-2026-94300) - バージョンアップを強く推奨 -
jprs.jp/tech/security/2026-1…
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ごめん、PHPの脆弱性は確かに深刻で、日本中の企業が今本気で対応してくれてるんだけど。
個人はこっちの方がほんまに緊急で。驚き屋とかじゃなくて、ガチでヤバいねん。
ちょっと、意訳されることを覚悟で、分かりやすく言うから、全員対応してくれ。
まず、ウェブサイトが信用できるかどうかを判断する「電子証明書」っていうのがあるんだよ。
で、その電子証明書っていうのは。
信用できるサイトにしか発行されないようになってて。
例えばですけど、銀行サイトのフィッシングサイトとかを作ったとしても電子証明書取れないんで、
そういうのを踏んだ時に、ブラウザ側で、これ偽物のサイトっすよ。やばいっすよ。
っていう警告を出してくれるものなんですね。
※まぁ、ブラウザだけで検証出来ない時代になってはいるから本件とは関係なくすでにわかんないんだけど…
この電子証明書が機能してるから、ウェブサイトの安全性が担保されてるんですよ。
で、その電子証明書を認証するっていう組織が何個かあって。
うん、このサイトはちゃんとしたサイトだね。
OK、電子証明書発行しますっていう認証局。
これはたくさんあって、世界中にあるわけ。
そんで、この認証局を運営するインドの会社eMudhraがマジでありえないぐらいのやらかしをしてて。
本来だったら複雑にしておかないといけない。この認証局の秘密鍵。これがびっくら驚き。
秘密鍵8本が4、56、66、115、155、156、230、237だったのよ。
本来は最大約116桁にもなる巨大な範囲からランダムに選ぶ必要があるのに。
つまり、このサイトはOKですよっていうハンコを押すのがめっちゃ簡単に出来るようになっちゃったのよ。
これが何を意味するかっていうと。
詐欺師とかハッカーとかが、訳のわからないフィッシングサイトを完全再現して量産。
銀行サイトとか仮想通貨の取引所とか、株式口座のサイトとかを作ったとするじゃん。
こういうのは本来電子証明書にハンコが押されないから、みんな騙されないんだけど。
インドマンのやらかしで。ハンコを押し放題になったのよ。
ということは、どんなフィッシングサイトでもブラウザ側が安全だって誤解しちゃうようになっちゃってるんだよ。
OSとブラウザを更新すると直るんだけど、ブラウザ以外のアプリケーションも影響するやつあるから。
リプライにもう1個貼るから、そのポストを見て、AIエージェントに自分のパソコンの中とかに脆弱性がないかっていうのをきちんと確認させてほしい。
詳しく言うと、さらにやばいことがいっぱいあるんだけど、もうざっくりそんな感じや。
最新のOSと最新のブラウザに更新してないネットは、もう今完全に魔界です。
PHPとは別件ですが、とにかく全員今すぐ引用元のとこに貼ってるサイトにアクセスしてみて、赤文字が出たらマズいと思ってください(画像の通り、私はマズかったです)
事の発端とかは全部省略して何がマズいのかを簡単に言うと、「悪意ある攻撃者が、自分が所有していないgoogleや銀行のドメインとかについて、暗号学的に正しい署名を持つ偽証明書が作れちゃう」ってこと。
これができると何がマズいのかといえば、DNSの改ざんとか経路の乗っ取りとかで接続先をすり替えることが出来た瞬間に
・HTTPS通信の盗聴と改ざん
・ログイン情報、Cookie、APIトークンの窃取
・正規サイトを装った偽コンテンツの配信
・ソフトウェアのダウンロード内容やAPI応答の改ざん
が全部できちゃうって感じ
つまり「偽サイトが、暗号学的に正しい証明書を使用して、正規の手順で、本当のサイトになりすませる」ってこと
実際に攻撃が行われたかってのは分かってないけど、とりあえず赤文字が出たら非常に脆弱な状態にあるってことは確かなので、まず確認し、赤文字が出たらOSとかBrowserとか全部更新してください
それこそAI Agentに聞いてもOKです
PHPは企業とかに対する問題だったのであれば、こっちは個人で対処しないとダメな問題なので、今すぐ更新とかによる確認を!(特にEdgeユーザーは要チェック)
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(´-`).。oO(世間でPHPが話題ですが、弊社なんと全然関係ありません…プログラミング言語PHPが生まれるだいたい半世紀弱前からPHPを名乗っている、活字で生きる会社なのです…)
PHPとは別件ですが、とにかく全員今すぐ引用元のとこに貼ってるサイトにアクセスしてみて、赤文字が出たらマズいと思ってください(画像の通り、私はマズかったです)
事の発端とかは全部省略して何がマズいのかを簡単に言うと、「悪意ある攻撃者が、自分が所有していないgoogleや銀行のドメインとかについて、暗号学的に正しい署名を持つ偽証明書が作れちゃう」ってこと。
これができると何がマズいのかといえば、DNSの改ざんとか経路の乗っ取りとかで接続先をすり替えることが出来た瞬間に
・HTTPS通信の盗聴と改ざん
・ログイン情報、Cookie、APIトークンの窃取
・正規サイトを装った偽コンテンツの配信
・ソフトウェアのダウンロード内容やAPI応答の改ざん
が全部できちゃうって感じ
つまり「偽サイトが、暗号学的に正しい証明書を使用して、正規の手順で、本当のサイトになりすませる」ってこと
実際に攻撃が行われたかってのは分かってないけど、とりあえず赤文字が出たら非常に脆弱な状態にあるってことは確かなので、まず確認し、赤文字が出たらOSとかBrowserとか全部更新してください
それこそAI Agentに聞いてもOKです
PHPは企業とかに対する問題だったのであれば、こっちは個人で対処しないとダメな問題なので、今すぐ更新とかによる確認を!(特にEdgeユーザーは要チェック)
破られた証明書を除外できてるかのチェック方法
emudhra.we-have-a-problem.co…
↑を開いてこの表示しか出なければブラウザはセーフ
次に書かれてるcurlを実行して同じように繋がなければセーフ
もしつながってしまったら...OSなどをすべてアップデートして
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カーパシー提唱のLLM-WikiやObsidian外部メモリにOKFでmd貯めてたりするとルールでがんじがらめコンテキスト肥大なAIエージェントになって、ゆるふわなタスク能力しか発揮できなくなるので、定期的な「メモリ忘却」の機能が必須
これ、すごく興味深くて。今のLLMは失敗や禁止を極度に恐れるので、ひたすらメモリに禁止事項を溜め込んでいく。失敗と対策は「やらないこと」リストになっていくので、きちんと棚卸ししないと、やらないことリスト同士で矛盾が起きて、性能がどんどん落ちます。とくに、局所的な制約をグローバルの制約に知らない間に昇格させてる人は多そう。
例えばだけど、文章を書く時に、AIは「問い」ってボキャブラリー使いがちなんだけど、すごくAIスロップな感じがする。で、「俺、問いって言葉で文章書くのあんまり好きじゃないんだよね」って言うと、知らない間に「問い」という言葉が使用禁止になってたりする。
だから、モデルというよりはハーネスの設計なんだよね。
禁止事項はコーディングエージェントとの会話の外側、ガードレールで扱うべきではあるんだよなぁ
「これ常識で考えてやらんやろ」みたいなことを、(特に最近のGPT6系が)やらかしまくるから、無限に失敗要因があるから、ハーネスというかガードレールで制御しないとしんどい
これ、すごく興味深くて。今のLLMは失敗や禁止を極度に恐れるので、ひたすらメモリに禁止事項を溜め込んでいく。失敗と対策は「やらないこと」リストになっていくので、きちんと棚卸ししないと、やらないことリスト同士で矛盾が起きて、性能がどんどん落ちます。とくに、局所的な制約をグローバルの制約に知らない間に昇格させてる人は多そう。
例えばだけど、文章を書く時に、AIは「問い」ってボキャブラリー使いがちなんだけど、すごくAIスロップな感じがする。で、「俺、問いって言葉で文章書くのあんまり好きじゃないんだよね」って言うと、知らない間に「問い」という言葉が使用禁止になってたりする。
だから、モデルというよりはハーネスの設計なんだよね。
AIから人間に図を作って説明させるツール、なんかやたら伸びてる。
便利なので使ってください
github.com/mizchi/explainer
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E2Eテストの比率の話はシステム規模や複雑性、システム間結合度、チームサイズや組織構成、デプロイ頻度、デプロイ独立性といった多くの要素と関係するので、それらの認識を揃えないと実のある議論になりにくいのが実情です。 Flakiness やメンテコストは従来のE2Eテストが抱える問題の一部です。
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LLMで新機能が出ると、LLM本体は知識カットオフまでしか知識がないので、
「む、無理です。そ、そんなことは俺にはできないです」
「いや、貴様ならできる。さあ、精神を研ぎ澄ますのだ」
ゴゴゴゴゴゴ
「これが、俺の……本当の力っ?」
みたいなこと、みんなやってるよね?
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僕が知る創造性豊かな人は、注意散漫さに加えて過集中という二重苦を背負っている人が多いと思う。
ただ、今の時代においては過集中の能力を持っている人はプロトタイプをぶん回せるのでラッキーな側面あるよね。
ADHDの人の創造性が高い理由は「注意散漫」にこそあった
nazology.kusuguru.co.jp/arch…
蘭RUMCらは昔から関係があると言われてきたADHDと創造性の関連性を直接確かめ、ADHDが創造性を高める仕組みが思考がさまよう「注意散漫さ」かもしれないと発表。集中が善で散漫が悪という常識が揺れています
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ハーバードのテストでは、創造的な人は「意味の遠い単語」(例: エビと半導体)を組み合わせるのが上手という話があるんだけど、そのむかしNAKED時代に「もしミスチルの桜井さんが●●したら」でひたすらアイディア出してたことがあったw
newscientist.com/article/228…
おぴさん|MetaCreative Lab.(メタクリラボ) retweeted
Replying to @Opi
引用ありがとうございます。たしかに、制約こそが創造性の源泉になるケースは多々ありますよね。その場合は個人の資質によるところも大きい気が。ポジティブな側面は個人により、ネガティブな側面は組織による、とするのが皆ハッピーですね。
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こんにちは。八丈島で絶賛再起動中のおぴさんです。台風22号/23号の被災から3週間が経とうとしています。
ゆえあって、長文で書いています。
まずは、ここまで支援してくださった皆さま、インフラ復旧に尽力くださった/くださっている方々に改めて御礼申し上げます。
これまで、インフラのほとんどがダウンという状況で、島内でも比較的発信力がある島民が、それぞれのやり方で情報発信を行なってきました。
それが島外の方に伝わり、都や国までパスが繋がってきたこと。そして少なからぬ寄付窓口が新しく開設されるなど、支援の輪の広がりも実感しています。改めて御礼申し上げます。
全てに完璧ということはなく、決して万全ではありませんが、災害復旧は着実に進んでいます。日常を取り戻しつつある島民もまた、増えてきています。
その上で、「災害復旧」から「復興」という、次の困難に向けて歩みを進めていかねばなりません。
ものごとはなかなかに難しく、ありがたくも支援物資が続々と届くなか、相変わらず島の物流はパンクしています。その結果、今度は生活や復興に必要な物資が届かないという状況が起き始めています。
例えば車を修理するパーツ。例えば伐採用の資材や建材。他にも挙げればたくさんあるでしょう。
これは八丈島に限らず、支援物資のアンマッチは被災地における大きな課題です。
これらを解消していくためには、今一度、離島や過疎地における情報集約と発信力の仕組みづくりに取り組んでいかねばならないことを痛感しています。
今、八丈島では一部の業種を除いて、ほとんどの業種が連鎖反応的にマヒしています。
氷が作れないから漁に出れない。魚が入ってこないから飲食店が回らない。飲食店が回らないから宿泊業もままならない。宿泊業がままならないから、観光の受け入れもできない。観光受け入れができないから、ダイビングショップもネイチャーガイドもお土産屋も休業を余儀なくされている。
ほとんどの業種で休業を余儀なくされているので、給料を払える見込みがない。若手で動ける人は、やむなく内地へ離島するしかない、といった動きも始まっている。私が知っているだけでも、数人がそうした判断をしています。
そして、この後に待っているのは、人手がないから事業を再起動できない、という負のサイクルです。
さらには、いわゆる「被災ハイ」の状態から日常モードがやってくると、これまで蓋をしていた負の感情が誰にでも湧き上がってきます。
被災直後は喫緊の課題ではなかったものの、これからメンタルケアが必要な局面も増えていくでしょう。島には心療内科がありませんし、専門的な人材も少ないのが実情です。
何か絶望に灯せる火はないものだろうか。島内の仲間とも議論を重ねています。形にするべくの動きも始めています。
現在のところXではアルゴリズムが変わり、リポストよりもコメントが優遇されます。
もしご質問があれば、私の答えられる範囲で皆さまの質問にはお答えします。どうぞコメントをお寄せください。もちろん、質問以外でも構いません。
正直、支援を訴え続けるのは心苦しい。すでに多くの支援もいただいているのもわかっている。
それでも、八丈島の復興は始まったばかりです。いや、もしかしたらまだ始まってもいないのかもしれない。
どうぞ、できる範囲で構いません。引き続き皆さんのお力を貸してください。
おぴさん|MetaCreative Lab.(メタクリラボ) retweeted
『絶賛被災中の僕が、それでも「災害映像を撮れなかった」理由』
絶賛八丈島で被災中のおぴさんです。こんにちは。
台風22号、そして追い打ちをかけるような23号により、八丈島は甚大な被害を受けました。被災から2週間ほどが経ち、重機が動き出し、少しずつではありますがインフラ復旧やボランティアの受け入れ整備などが進み始めています。
発災直後から、不眠不休で対応にあたってくださっている東電関係者や水道局、建設・土木の専門業者、通信関係者、そして自衛隊、物流関係者の皆様(もちろん、ここには書ききれないほど多くの方々)の多大なる尽力に、心から感謝を申し上げます。
幸いにして我が家は、頑強な作りの建物であったこと、また水も相対的には早く復旧した方でした。しかし、それでも停電、断水、そして携帯電話もほぼ繋がらない通信障害が重なり、一週間前後は物理的にも情報的にも孤立していました。
ただまあ、我が家は日頃の備蓄(食料、水、カセットコンロ、発電機)が充実していたので、「この状況がいつまで続くんだ」という先行きの不透明感はあったものの、日々の生活はなんとかやっていけるね、という感じでした(被災中の生活については、近くPodcastでも配信する予定です。なお、これが9月から準備していた「創造性」がテーマのPodcastでして……すっかり告知しにくい雰囲気になってしまった、というのが目下の悩みです……w)。
島内外の友人からも、たくさんの心配のメッセージや支援をいただきました。こちらも改めて、本当にありがとう。
このような事態に至り、島内の少なくない人が「自分も何かできることはないか」と考え、行動しています。瓦礫撤去や、炊き出し、倒木伐採など、島民どうしの互助努力も盛んで、各々が助け合って復旧を進めています。
これまでの経験を踏まえ、今回、僕は改めて「情報発信の難しさ」を痛感しています。これはメディア系の方やクリエイティブを目指す人に限らず、SNSで情報を発信し、また受け取るすべての人にとって、何かしらの参考になるかと思うので、記録として残しておこうと思います。
◉「映像を撮れなかった」という選択
わたしの「できること」として、映像を作るという生業(なりわい)があります。災害報道も一応、専門的に学んでもいます。
ただ、今回私は「映像を撮る」という選択肢を、取れませんでした。
まず、大前提として、八丈島には1931年(昭和6年)から約90年間、島の公器として機能してきた「南海タイムス」というローカル新聞がありました。しかし後継者不足などの諸事情により、2020年に惜しまれつつ廃刊となりました。
結果として、八丈島の島民、とくに現役世代は、X(旧Twitter)で情報共有をすることになりました。イベントやスーパーの特売、飲食店の営業情報、そして防災情報などを、Xでの個人間、あるいは事業者のアカウントによる「点」の情報共有に依存する構造になっていたのです。
実際問題として、僕が普段飲食店の予約をするとき(観光シーズンには島民でも事前の予約が必須なのと、良くも悪くものんびりしてるので臨時休業も多い)には、必ずXで営業状況を確認した上で電話予約をします。
これはこれで、コストもかからず誰でも気軽に始められるという点で、テクノロジーのよい側面です。ネット第一世代はもう還暦を超えた方も多く、60歳前後まではけっこうそれで大丈夫だったりします。
一方で、このことが、スマホの操作に不慣れだったり、そもそもXを使わない高齢者の皆さんとの間に、深刻な分断を生む土壌となっていました。これは単なる情報格差(デジタル・デバイド)という薄っぺらい言葉で片付けられる問題ではなく、日常的に触れる情報源の違いがもたらす、もっと根深い価値観の溝、あるいは認識そのものの断絶とも言える状態です。
さらには、本土では総裁選と「日本初の女性首相誕生か?」という大きなトピックと重なったこともあり、台風直後の数日は報道ヘリが飛び交ったものの、本土の関心はすぐに薄れ、支援金や義援金、寄付受付などの支援がなかなか広がらなかったという状況も生まれました。
そこで、島内でも比較的発信力のある人たちがそれぞれに考えて、情報発信を始めました(わたしもその中に含まれます)。
◉「個人」が「メディア」になるときの困難
今回の情報発信には、大きく2種類のアプローチがありました。 ひとつは、島民にとって今すぐ必要な情報(水の配布場所、炊き出し、開放されている浴場、復旧の進捗情報)。 今ひとつは、八丈島の深刻な現況と支援窓口情報を、広く島外に届けることです。
このふたつを通じて僕が痛感したのは、個人が「本来のメディア」として機能するための条件を満たすことは、非常に難しい、ということです。
多くの方にとって、メディアの機能は「拡散すること、されること」というイメージが強いと思います。この「多くの人に届ける」というのはメディアにとって重要な機能ですが、こと報道、とりわけ災害報道の場合には、それ以上に重要なプロセスがあります。
1)継続的な取材体制を整えること(=体力の問題)
2)情報の信頼性について一次情報にあること(=裏付けの問題)
3)集まった情報を信頼度や重要度、優先順位と時系列を踏まえ、受け手のリテラシーに依存しない形で整理すること(=編集能力の問題)
4)衝突しがちな、公益性(社会的利益)と個人の諸権利(プライバシー、尊厳)との調整を行うこと(=倫理観と法知識の問題)
これらを適切に行うためには、それなりに幅広い知識と、リソース(人手/時間/金)、そして何より、状況を判断する倫理観が必要になってきます。
例えば、「島では●●が足りません! ぜひ支援を!」という情報発信は、一見すると問題ない善意の行動に見えます。ただし、タイミングと裏付けを間違えると、こうした善意の情報が、かえって支援状況を悪化させてしまう場合があるのです。
このことについて、もう少し解説します。島の物流は航空便と船便で島内に持ち込まれ、そこから各種運送業者によって住民の手に届きます。
10月24日現在で、島の物流は深刻なパンク状態に陥っています。全国から大量に届く支援物資や荷物を正確に仕分けて、配達するリソース(人手)が圧倒的に不足しているため、本当に必要なもの(例えば病院で使う薬など)の到着が大幅に遅れる、といった事態が起きています。
一方で、島内に数カ所あるスーパーも営業を再開しており、日常を送るための物品はかなり改善され、容易に手に入るようにもなっています。
だから、「●●を送ってください!」という善意の発信の裏には、
•島の物流体制(キャパシティ)はもともとどうなっているか
•自衛隊ほか、公的機関の支援状況(プッシュ型支援)はどうなっているか
•今現在の物流にかかる時間はどうか
•その物資を送るタイミングは「今」が最適か
•そもそも「●●が足りない」という情報は、個人の感想か、全体的な事実か
という地道な情報収集と、状況を評価・判断する必要性があるわけです。面倒くさいですよね。一個人がいちいちやってられないと思います。
◉災害コンテンツと「ためらい」
ここで、SNSの負の側面が顔を出します。
従来のメディアは電波という限られたリソースを独占的に使うため、放送法、電波法によってさまざまな制約を受けています。
また、情報発信に問題があった時にもBPO(放送倫理・番組向上機構)によって一定の歯止めがかかるようになっています(まあ、個人的には昨今のオールドメディアの報道姿勢にも疑問を感じることは多々あるのですが…苦笑)。
一方で、SNSはそうではありません。誰でも自由に発信できてしまいます。上記のような面倒臭く、地道なプロセスは全部すっ飛ばせます。
ここで、今回の核心と言ってもいいのですが、災害コンテンツって「数字が取れる」最強のコンテンツなんですよ。ショッキングであればあるほど、人の感情に訴えかけるほど、拡散されていきます。
ですから、比較的簡単に大きなバズが取れます。そして、コメント欄には「頑張ってください」「ありがとう」「感動しました」といった肯定的なコメント(とインプレッション)が並びます。
よりショッキングに、よりエモく。
災害映像というのは、SNSのアルゴリズムが好むバズの要素を最初から兼ね備えていて、言葉は悪いですが「お手軽コンテンツ」ではあるのです。
冒頭で書いた、「今回私は映像を撮るという選択肢を取れませんでした」というのは、このことに対する職業人としての「ためらい」です。
倒壊した家屋、土砂に埋もれた道路。あるいは、避難所で不安な表情を浮かべる高齢者や、泥だらけになって片付けに追われる被災者にレンズを向ける。
おそらく、そうして作った映像は数字が回るでしょう。寄付金などの支援の広がりも増えるかもしれません。あわよくば、何かの賞が取れるかもしれません。
そして、数字が回れば、自己承認欲求は膨れ上がり、自分が「社会を動かす影響力のある存在」か「何ものか」になったかのように錯覚します。
しかし、災害映像は、二次被害の可能性をいつもはらんでいます。被災した人の中には「二度とあの光景を思い出したくもないし、見たくもない」という人も確実にいらっしゃいます。
報道に限らずですが、コンテンツを発信するときに、「誰も傷つかないコンテンツ」を作ることは不可能です。常に誰かを傷つける可能性を秘めています。
「赤ちゃんが無事産まれました!」
「おめでとう!」
という、一見すると100%ポジティブなやりとりでさえ、不妊に苦しむ人や、お子さんを亡くされた方にとっては、しんどいコンテンツになり得ます。
コンテンツを発信するときには、誰かを傷つける覚悟や「ためらい」がけっこう大事だと思っています。
発信が持つ公益性と、それによって誰かが負うかもしれない傷を天秤にかける、その覚悟です。
正直なところ、僕は映像のプロとして、その天秤(公益性と個人の権利の調整)を扱うこと自体は可能ですし、これまでも大きな作品に関わるなかで、その覚悟は常に持ってきたつもりです。
にもかかわらず、今回は「撮れなかった」。
それは、要するに「災害をエモく消費する」ことへの強い忌避感です。
災害というショッキングで「数字が取れる」コンテンツに乗っかり、それを「お手軽」に消費してバズを得ることで、自分自身がその「数字」や「承認欲求」に飲み込まれていくことへの、強い嫌悪感と恐怖があったからです。
それが、僕がカメラを回せなかった、正直な理由です。
そこで、「できること」として、これまで諸先輩方や研究者から教えていただいた知識や、現場で感じた葛藤を、今後の社会の糧になるように伝えていければと思い、この文章を書き連ねています。
よりショッキングにならないよう。
よりエモくならないよう。
◉これからの八丈島と、お願い
ただし、八丈島の復興には、島民の自助努力だけでは不可能な側面があります。これからはインフラ復旧と併せて、島の「経済復興」という、フェイズの違う局面に本格的に入っていきます。
観光業はもちろん、漁業(氷が作れないため漁に出れない)、農業(ビニールハウスの倒壊など)、飲食店(断水の影響で衛生管理もままならない)ほか、島の主要産業がほぼ壊滅的な状態です。
ですので、引き続き皆さんの支援をお願いせねばなりません。
添付画像に一覧を載せています(by フルーレン)。また、その後も新しい支援窓口も増えています。
ぜひ、皆様の「息の長い」支援や、この現状を伝える拡散を、できる範囲で構いませんので、お願いできればと思います。
おぴさん|MetaCreative Lab.(メタクリラボ) retweeted
スタンフォードの研究、面白いな。AIが生成したアイデアは実行後に評価が大幅に低下するって。「もし成功すれば」と「実際に成功した」の差か。まあ、これは人間も同じだろう。
アイデアと実行の間には、いつだって深い溝がある。AIだろうが人間だろうが、現実の壁にぶつかるのは変わらん。
違いがあるとすれば、AIは泥臭い調整や妥協を知らないってことかな。
でも、それを学習すれば改善される話でもある。今は実行力が足りないだけで、構造的には解決可能な問題だ。まあ、しばらくは人間が後始末することになりそうだが。























